チエル、無線LAN最適化ソリューション『Tbridge®』をバージョンアップ
~今後の大規模ネットワークを視野に入れ、システムパフォーマンスをさらに向上~
学校教育向けのICT利活用を支援する、チエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:川居 睦、以下チエル)は、2018年7月31日(火)、無線LAN最適化ソリューション『Tbridge®(ティーブリッジ)』の改訂版(Ver4.0)をリリースいたします。今後のICT教育の広がりに伴う大規模なネットワーク利用を見据え、パフォーマンスの向上と、さらなる無線LAN環境の安定化を実現します。
改訂版リリースの背景と製品概要
小学校では2020年から全面実施となる新学習指導要領において、課題の発見や解決を意識した主体的・対話的な学びでの「アクティブ・ラーニング」の視点を念頭に、各教科において、タブレット端末やパソコンを利用した学びが広がることが予想されます。また大学でも、キャンパス等への個人所有のデバイスの持ち込み(BYOD)や、ICTを活用したアクティブ・ラーニングの推進を目的とした「学生PC必携化」の取り組みが広がるなど、無線LAN環境を利用する通信端末の需要は年々高まっています。
一方で、昨今の学校現場においては、「遅い」「なかなか繋がらない」といった声が多く聞かれ、無線ネットワークの環境整備が大きな課題となっています。そうした課題を一掃すべく、『Tbridge®』は、「把握→改善→安定化」をフルタイム・フルオートで実行することで、ロス・ディレイ・再転送の問題に対応し、トラブルを自動的に解決する無線LAN最適化ソリューションとして、使いやすく効率的な無線LANマネジメントを実現してまいりました。
今回のバージョンアップでは、さらなる効率化を図るべく、①同時処理可能セッション数の増加、②バッファブロート(※)への対策を実現しました。
①同時処理可能セッション数の増加
⇒システム性能を向上させ各種設定を追加・見直すことで、同時処理可能なセッション数が約8倍程度増加。
②バッファブロートへの対策
⇒バッファ内のパケットの処理を改善することで、バッファブロートによる遅延を抑止。
(※)バッファブロートとは、ネットワーク内でのパケットのバッファ量増加により発生する遅延。転送速度低下の原因の一つとなる。
『Tbridge』製品URL
https://www.chieru.co.jp/products/tbridge/index.html
チエル株式会社について【東証ジャスダック・コード番号:3933】
「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて2006年10月に設立。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システム『CaLabo EX』をはじめ、タブレット対応授業支援システム、延べユーザー数が300万人を超えるクラウド型教材配信サービス『CHIeru.net』などの開発・制作を手がける、学校教育市場に特化した ICT 専業メーカーです。
【 取材に関するお問合せ先 】
チエル 株式会社 社長室 山田 彩夏
TEL: 03-6712-9721
E-Mail:chieru-info@chieru.co.jp