チエル、シングルサインオンシステム『ExtraConsole® Secure Network』に「ID・パスワード+多要素認証」など様々な認証方式を搭載 ~GIGAスクール第2期に求められる校務DXのセキュリティ強化を実現~
学校教育向けにICT利活用を支援するチエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粟田 輝)は、シングルサインオンシステム『ExtraConsole® Secure Network』(エクストラコンソール セキュア ネットワーク)を2024年6月にバージョンアップすることをお知らせいたします。
『ExtraConsole® Secure Network』は、1度のIDとパスワードの入力で、クラウドサービスや各種WebサービスにアクセスできるSSO(シングルサインオン)システムです。今回のバージョンアップにより、ID・パスワードと多要素認証を組み合わせてセキュリティ強化を図ることが可能になりました。もちろん、SIM認証やワンタイムパスワードなど様々な認証方式を組み合わせることもできます。
チエルでは、GIGAスクール第2期に向けて校務DXのセキュリティ確保に取り組む学校・自治体に、それぞれのお考えや運用状況に合った選択肢を提供いたします。
ポイント
・「ID・パスワード+多要素認証」で校務DXのセキュリティ強化を図ることができる
・様々な認証方式から、学校・自治体のお考えや運用状況に合った方式を選べる
<『ExtraConsole® Secure Network』はクラウド、またはオンプレミスへの個別導入のどちらも可能>
■ゼロトラストセキュリティに関する要素技術に必要な「シングルサインオン」
文部科学省の「GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議」では次世代の校務DXにおける情報セキュリティの確保について、「何を」「何から」「どのように」守るかについて、検討する必要があり、このうち「どのように」についてはゼロトラストの観点から不正アクセスを防止する必要があるとされています。
ゼロトラストセキュリティに関する要素技術には「アクセスの真正性」「通信の安全性」「端末・サーバの安全性」があり、このうち、アクセスの真正性に関する要素技術の1つにシングルサインオン(SSO)があります。
シングルサインオンを用いることによって、セキュリティが確保された複数のクラウドサービスを1回の認証でアクセスすることができるようになり、その利便性の向上と認証の煩雑化によるリスクの低減を同時に図ることができるともされています。
■小学校・中学校・高等学校の校務DXでご活用いただきやすい仕組みへの改善に着手
そこでチエルは、大学などで導入実績のあるシングルサインオンシステム『ExtraConsole® Secure Network』について、小学校・中学校・高等学校の校務DXでご活用いただきやすい仕組みへの改善に着手。その第1弾として、ID・パスワードと多要素認証を組み合わせてセキュリティ強化を図る方式を搭載しました。
<『ExtraConsole® Secure Network』のSSOのイメージ>
『ExtraConsole® Secure Network』では、下記の多要素認証が利用可能です。今回のバージョンアップで利用可能になった「ID・パスワード+多要素認証」も含めて、学校・自治体のお考えや運用状況に最適な方式をお選びいただきたいと存じます。
【ID/パスワードレス認証】
・SIM認証
・2次元コード認証
・証明書認証
【パスワードレス認証】
・ID/生体認証
【ID/パスワード認証+多要素/多段階認証】
・ワンタイムパスワード(メール/Google Authenticator)
・属性値認証
・生体認証<NEW!>
・2次元コード認証<NEW!>
教育市場に特化した ICT 専業メーカーのチエルでは、これからも先生をはじめとした教育現場の皆様の課題解決に取り組んでまいります。どうぞご期待ください。
■製品情報 シングルサインオンシステム『ExtraConsole® Secure Network』
https://product.chieru.co.jp/extraconsole/extraconsole-secure_network/
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