チエル、Webフィルタリングツール『InterCLASS® Filtering Service』をバージョンアップ〜「安心入力機能」と「共通ルールセット」で管理者の使いやすさ向上〜
学校教育向けにICT利活用を支援するチエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粟田 輝)は2024年3月、Webフィルタリングツール『InterCLASS® Filtering Service』をVer.6.0にバージョンアップします。国内最高水準のフィルタリング技術はそのままに、学校で1人1台端末の利用が広がる現状にマッチした機能を強化し、管理者の使いやすさの一層の向上を実現いたします。
チエルは学習部門事業において、セカンドGIGAを見据えた新製品の開発を加速しています。GIGA端末の活用が進むと様々なニーズが新たに生まれるため、ICTの活用を促進する取り組みも含め、データ利活用や教育DXの推進を行っています。
1人1台端末利用が広がるにつれ、教育現場の安心・安全なインターネット環境の実現ニーズは一層高まると思われます。こうした状況を踏まえ、『InterCLASS® Filtering Service』のバージョンアップを実施いたします。
『InterCLASS® Filtering Service』は、LTE通信や家庭学習・校外学習においてもWebフィルタリングが可能な Chromebook™ 専用システムです。国内Webフィルタリングソフト最大クラス148カテゴリーとインターネット上の有害サイトを高精度にブロック。一方、各種フィルタリングは個々のニーズに沿って柔軟に設定できるため、あらゆる教育現場で安心なインターネット環境を実現します。
<今回のバージョンアップの主なポイント>
▶ 児童生徒の注意したい書き込みや検索をチェックできる「安心入力機能」を追加
本機能は、教育現場のこのようなご希望にお応えします
・ネットの書き込みや検索によるトラブルから子供を守りたい
・注意したい書き込みや検索を素早く発見したい
・子供のネットリテラシーを高めたい
→子供が「人を自殺に誘引・勧誘する言葉(死ね、死ぬ……など)」「他人の尊厳を傷つける言葉(くさい、帰れ……など)」といった、注意したい書き込みや検索を行ったときに管理者にアラートメールが送信されます。
注意したい書き込みや検索を行った前後30分のアクセスログもダウンロード可能です。なぜそのような書き込みを行ったかなど、その後の指導・アドバイスに生かすことができ、子供のネットリテラシーを高める効果が期待できます。
▶ ネット利用ルールを組織を超えて共同運用できる「共通ルールセット」を搭載
本機能は、教育現場のこのようなご希望にお応えします
・ネット利用ルールを関連組織と共同運用したい
・ネット利用ルールを関連組織と手軽に共有したい
・運用途中で組織ごとにネット利用ルールを変更したい
→『InterCLASS® Filtering Service』を導入している組織同士でネット利用ルールを手軽に共有できます。例えば、教育委員会が特定URLにアクセスできないルールを設定する際、同じルールを設定したい学校など別組織を選択できます。これによりワンクリックでネット利用ルールを、組織を超えて共同運用できます。
また、別組織の管理者がネット利用ルールを編集できる「自由更新許可設定」と、最終編集時間が記録される「最終更新日時」機能を追加しました。これにより、複数の組織で協力しながら共通ルールを運用にあった設定に修正していくことが可能になります。
製品情報
Webフィルタリングツール『InterCLASS®Filtering Service』
https://product.chieru.co.jp/interclass/ic-filtering-service/
導入事例
北海道 札幌市教育委員会様
https://www.chieru.co.jp/ict-casestudies/jr-school/ict-casestudies-9875/
製品に関するお問合せ
https://www.chieru.co.jp/mailform/inquiry/
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