チエル、教職員の日々の業務を効率化する公立小中学校向け新サービス 『in Campus School IS』を開発〜キヤノンITソリューションズ株式会社より販売・提供開始〜
学校教育向けにICT利活用を支援するチエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粟田 輝)は、教職員の日々の業務を効率化/高度化する10種類以上のモジュールからなり、契約後も常に最新のモジュールが利用できる SaaS サブスクリプション型のサービス『in Campus School IS』を開発したことをお知らせいたします。『in Campus School IS』は2022年12⽉に資本業務提携契約を締結したキヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長:金澤 明、以下キヤノンITS)が独占販売権を保有し、2024年2⽉29⽇より発売開始します。
背景
2019年に開始され、内閣府も国策として推し進めているGIGAスクール構想により、全国の児童/生徒に1人1台のコンピューター端末が配布され、ICTを活用した授業が定着しつつあります。このような状況の中、学校ではICT環境の利活用に大きな差が出ていることに加えて、教職員1人あたりの業務負荷が増大しており、「働き方改革」「業務の効率化」への対応が求められています。 こうした学校および教職員の課題を解決し、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の充実に貢献するために、公立の小中学校で多く採用されている Google Workspace for Education と連携可能な『in Campus School IS』を開発し、キヤノンITSより販売することにいたしました。
サービス利用によるメリット
教職員:日々の業務(計画/出欠/授業/報告)をDXモジュール化することにより作業工数を削減できます。
保護者:学校での活動状況の確認や出欠/遅刻/早退連絡を簡単に行えます。
教育委員会:学校横断で統一されたフォーマットによる情報が閲覧でき、情報/内容の統一化が図れます。
主な5つのモジュール/機能
1.見取り管理モジュール
児童/生徒ごとに、QRコードを配した専用の用紙に学校生活における日々の様子を記入してスキャンし、データ化および一元管理するモジュールです。これまで先生ごとに閉じられていた情報をデータ化して蓄積するため、教職員間で情報を共有できます。
※オプションとして複合機からの連続スキャンも可能となります(2024年5月以降、専用のアプリケーションで対応予定)
2.施設/備品管理モジュール
学校が保有する施設(教室など)および備品を管理することを目的としたモジュールです。学校の施設/備品を登録する機能を提供するとともに、Google カレンダー™︎ と連携することで、施設/備品の選択が柔軟に行えます。
3.出欠/遅刻/早退連絡モジュール
保護者から児童/生徒の出欠/遅刻/早退などの各種連絡を受け付け、連絡情報をとりまとめることを目的としたモジュールです。専用の Google スプレッドシート™︎(出欠連絡共有シート)を使用して、学校で受け付けた出欠連絡などを記録/確認できます。また、Google フォーム と連携することで、出欠連絡を受け付けられるフォームの作成と、受け付けた連絡内容を共有のシート上で確認できます。
4.保護者連携モジュール
保護者は連携するアプリケーションを使うことにより、児童/生徒の出欠連絡(欠席/遅刻/早退)が可能となります。さらに、学校から配信されたお知らせをリアルタイムで確認できます。
5.ダッシュボード機能
学校単位や学年/クラス単位での表示に加え、児童/生徒ごとにフォーカスした欠席/遅刻/早退、見取りなど、学校生活で得られる数多くの情報を「ダッシュボード」に集約し可視化することで、教職員間での情報共有や「個別最適な学び」を重視した情報の可視化を実現できます。
※Google カレンダー および Google スプレッドシート は、Google LLC の商標です。