チエルコミュニケーションブリッジが株式会社言語理解研究所と共同研究開発を開始 〜AIを使用した進路情報の分析、利活用を推進〜
チエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:粟田 輝)は、当社の子会社であり未来のヒトづくりに貢献し続けるチエルコミュニケーションブリッジ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:関 浩二朗、以下「チエルコミュニケーションブリッジ」)と、AI技術を駆使した進路支援事業のビックデータ利活用推進を目指して、言語理解エンジンで様々なソリューション・アーキテクチャを提供する株式会社言語理解研究所(本社:徳島県徳島市、代表取締役:樫地 真確、以下「言語理解研究所」)が共同研究開発を開始したことをお知らせします。
■背景
近年の高校生のスマートフォン保有率は90%以上と言われています。一方、大学や専門学校の学生の募集方法もウェブサイトやSNSなどの活用が増加しています。これまで進路情報は紙媒体での発信が主流だったところ、情報発信方法の多様化に伴い、進路情報も学生に素早く届けるためにデジタル化は必須となっています。
また、専門学校や大学への進学率は増加傾向にあり、進路に関わる情報は非常に貴重な情報です。昨今、それらの保有している情報を分析・利活用することで新たなビジネスを推進することが可能です。
■共同研究開発概要
チエルコミュニケーションブリッジの進路支援事業では、長らく高校生を対象とした進路相談会の企画、運営を行ってきました。2021年より進路相談会のデジタル化に着手し、「イベントエントリー」システムを開発・導入しました。これによって、進路相談会の参加学生が希望の分野・学科・職種等を「紙」に記入していた従来の運用を、スマートフォンによる入力へ切り替えるとともに、学生の進路に関する指向性をデータベース化することが可能となりました。また、これまで進路や学校の情報を紙媒体で発信をしてきましたが、より高校生が手軽に学校情報を入手できるように大学・専門学校を紹介するポータルサイト「高校生のキモチ。」を立ち上げるなど、既存事業のデジタル化を進めてきました。
言語理解研究所は、30年以上にわたって拡張された大規模知識と最先端アルゴリズムにより言語理解エンジンで実用性の高い自然言語理解技術やテキストマイニング、対話理解、文章生成・要約など様々なソリューション・アーキテクチャを提供してきました。言語理解研究所のシステムはアンケートや書き込み、SNSから感情を解析する分析システムやビッグデータの自動分類システムなどに利用されています。
共同研究開発においては、チエルコミュニケーションブリッジがこれまで蓄積してきた進路に関わる情報と、言語理解研究所が持つ言語分析のノウハウ・技術をあわせて、進路情報の分析、利活用を推進いたします。また、進路情報の分析データを大学や専門学校そして高校生にとって「価値のあるデータ」として提供してまいります。
■高校生のキモチ。について
■イベントエントリーについて
https://shoeikoho.co.jp/guidance-service/
■チエルコミュニケーションブリッジ 会社概要
会社名:チエルコミュニケーションブリッジ株式会社
代表者:代表取締役 関浩二朗
本 社 :東京都千代田区麹町1-7-2 相互半蔵門ビルディング4階
設立 :1967年7月
資本金:25百万円
事 業 :高校生向け進路説明会、ガイダンスの企画運営、各種進学ガイドブックの発行
自社eラーニングシステム「GLEXA(グレクサ)」の販売およびオープンソースシステムの構築・運用
■言語理解研究所 会社概要
会社名:株式会社言語理解研究所
代表者:代表取締役社長 樫地真確
本社 :徳島県徳島市中常三島町一丁目32番地1
資本金:58百万円
設立 :2002年1月
事業 :知識駆動型AI技術応用事業