キヤノンIT ソリューションズ株式会社との資本業務提携に関するお知らせ
チエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粟田 輝、以下「チエル」)は、キヤノンIT ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下「キヤノンITS」)との間で、文教ICT 市場におけるキヤノンITS のシステム開発力とチエルの小中高の学校現場の知見・ノウハウを活用し、小中高向けに新たな学校情報システムの開発を進めていくため、資本業務提携契約を締結することで合意に至りました。
1.資本業務提携の目的および理由
小中高の教育現場においては、文部科学省が2019年から開始した「GIGAスクール構想」によりネットワーク整備が進み、特に小中学校においてはこれらに加え児童・生徒に対して1人に1台の学習用コンピュータの配備が行われています。今後は本端末を利活用した先生・生徒・保護者間のコミュニケーションを円滑に進めるためのICTサービスを始めとした先生の働き方改革支援、ひいては教育DXのニーズが高まってくることが想定されます。
弊社は、学校教育ICT 専業メーカーとして「私たちチエルは、子供たちの未来のために世界中の先生の授業をICT で支えます」という経営理念のもと、学校現場で子供たちを教える先生方に寄り添い、ICT を活用した教材やシステムを開発・提供しています。ICTだからこそできる学びの促進を実現することを使命としており、特に小中高向けにはChromebookの活用を支援する「InterCLASS」シリーズ を中心とした学習支援システムで一定のシェアを確保しています。今後も製品ラインナップの拡充などを通して教育DX を強力に推進してまいります。
キヤノンITS は、キヤノンMJ グループのIT ソリューション事業の中核企業として2025 年に向けた長期ビジョン『先進ICT と元気な社員で未来を拓く“共想共創カンパニー”』のもと、SI やコンサルティング、各種ソフトウェアの開発・販売事業を展開しています。その中で、文教分野においては、教育支援情報プラットフォーム「in Campus」を核とした大学向け中心のビジネスから、小中高向けを含めたビジネス拡大を視野に入れています。教育現場のICT 化から全学的な教育DX の支援まで広い範囲で変革が求められる教育機関をサポートする「総合力のある文教IT パートナー」をありたい姿として掲げています。
2.資本業務提携の内容
① 両社による新しい小中高向け学校情報システムの創出
② 両社の顧客基盤を活用した取引の拡大
③ 両社での共同プロモーションの実施
資本提携の内容につきましては、東京証券取引所の提供する適時開示情報伝達システムTDnetにて公開いたしました2022年12月12日付「キヤノンIT ソリューションズ株式会社との資本業務提携に関するお知らせ」をご参照ください。
以上